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2019 TOYOTA GOZOO 86BRZ RACE 第7戦 ツインリングもてぎ レポート
サポートいただいている皆様、サポート企業様
この度は応援いただきありがとうございます。
今年から参戦していますTOYOTA GOZOO 86BRZレース。
第7戦のレースレポートになります。
結果 予選10番手 決勝4位(ファステストラップ獲得)
【オープンクラスへ参戦】
今年から参戦した86レース。
だいぶ勝手もわかってきて、準備も含め落ち着いてレースを走れるようになってきました。
ただ今回もほぼ初めてのツインリンクもてぎ。限られた走行時間で、集中してコースを覚えました。レース二週間前に練習走行を行いましたが、エンジンオイルを吹いてしまうトラブルで全く走行できず、、、。実際オイルの湯量を調整する部分のパーツのパッキンが割れていただけで、神奈川トヨタさんのおかげですぐに原因究明してもらい問題はありませんでした。
クルマを走らせる場所(サーキット)も遠いので、貴重な時間を無駄にしてしまった感じはあったものの、エンジン壊れて修理費がまた80万とかいかなくて良かったと思いました。
【コースに慣れる】
金曜日から走行を開始。
練習走行二本だけ織戸さんからのアドバイスをもらいながら、集中して行いました。もてぎのコースも立ち上がりをしっかり意識したラインをトレースすることを意識。
予選シミュレーションの、練習を行い、ハイグリップな状況に適応できるように脳内を一新出来た。
ただ最終コーナーのスピード感がわからず、大幅にはみ出していたので、予選に向けて嫌な予感が。。。笑
実際、その予感は的中してしまうことに。
【予選日】
心を鬼にして、新品タイヤを導入。今回初めてダンロップタイヤを卸す。
86レースの一番お金がかかるところはタイヤ代といわれるが、他車を見ると、ちょっとうらやましい。
なんてのことはなく、
いや、そんなことはない。今この環境を感謝です。
予選の開始と共にコースに並ぶ。
今回は48台?予選落ちする車もいるのですが、さすがにそこまで遅くはないよなーと思ってた。
ピットからコースに並ぶ瞬間、一瞬反応が遅れたが。コースイン3番手で並ぶことが出来た。
速めにピットロードに並べれば、自分の位置がクリアラップが取りやすいので、なるべくごちゃごちゃしたところを走りたくないもの。
86レースのタイヤはそこそこ高価なくせに。タイムが出せるのはせいぜい新品タイヤをおろして1,2周。
ここで決めなければコンマ8とか、パフォーマンスが落ちるので、相当な緊張感で新品タイヤを使用する。
ピットを出て、うまく間をとりながら走っていると後ろから猛烈にあおり運転を食らい、慌てて急加速。
前を空けてているのに、抜かれてしまってはこちらのスペースは確保できない。
ここはロードレースで養った位置取りを活かして、譲れない部分は絶対に譲らず、ポジション奪いかえす。
ダウンヒルストレートを下って、さあこれから予選アタックさあ行くぞというときに、最終コーナーではみ出してスピン。
本当にやってしまった。
位置取りもパーである。
ここでゆっくり走行に切り替える。他車の邪魔にならないように。抜かれながら
これからもう一度ゆっくり走ってから、次なる一周でタイムを出さなければならない。
コースに50台近くライバルがいる状況で、他車に引っかからずにタイムアタックをする。
ここが至難の業である。
後悔しても仕方がない。ポールポジションを獲るつもりで来たんだ。
あきらめずにもう一度。
と思ったが、一コーナーで突っ込みすぎた。
もう一度同じことの繰り返し。またイラつく。せっかくの新品タイヤが。。。。
再度ヒートアップした頭を冷やして、もう3周目のアタック。
ここはかなりいい感じで走れて、ポールポジションタイムで最終セクターまで来ていたようだが、最後の最後ダウンヒルストレートでタイムアタックを終えた車両がスロー走行。
「頼むからライン外して避けてくれー」と思うがその願いかなわず。
車内で、〇ソが、コノ〇ローと吠える。
もちろん状況を見てほしい部分はあるが、ここは参加型レース。様々なレベルの方が楽しまれている。
もちろん、すべて自分の最初のミスから始まっていて、すべて、自分の責任である。
遅い人に引っかからないために、いい位置でコースインをしたのに、そこで実力を発揮できない。
結果予選は10番手でした。
自分のドライビングの精度のなさを悔やみながら、センスのなさを感じながら翌日の決勝レースへ向かう。
【決勝レース、10位スタート4位フィニッシュ】
スタートでまた抜いたるでーと思っていたが、反応は最高に良かったのだけど、2速へのシフトアップで一瞬もたつき、ポジションアップならず。
ただ1コーナーの混戦で2台抜いて、3コーナーで前車のインを指して7位。
ただ、立ち上がりで抜き返されたが、前の車は慌てて突っ込みすぎて右の3コーナーで大オーバー。前の車がタコ踊りしている横を、焦らずにきっちり向きを変えて7位。
その次の周、2コーナーの立ち上がりで並び、3コーナーのブレーキングで一台抜いて、6位。
ここまでで、タイヤを無理に使った感じはなくてまだ元気いっぱいだった。
その後も3コーナーから、130Rにかけて、3ワイドになりながらも、一気に2台抜いて4位。
今回もプロジェクトミューさんのブレーキパッドはコントロール性は良く、小倉クラッチさんのクラッチも最後まで熱ダレせずに戦えていました。
快進撃もここまで。
4位でのチェッカーになった。3位までが表彰対象。
一歩及ばなかったが、確実に勝負はできていた。
ここは一つ、優勝への経験値と思って次戦の岡山へ優勝の持越しということにしておこうと思います!!
次戦の岡山国際サーキットは、結構、好きなスピードレンジなので、一発ポールトゥウィンで優勝したいものです。
サポートいただいている企業様、師匠の織戸さん、チームメイトの岡田選手、ケーワンレーシングチーム様、マッサージャーの森さん、今回もサポートありがとうございました。
応援に来てくれた友人や、サポーターの皆様。
横断幕を作ってくれたり、なんか本当にうれしかった。一人ではできないレーシング。だいぶ仲間も増えた。感謝感謝で、次戦を迎えようと思います。
ありがとうございました。
次戦も応援よろしくお願い致します。
木下智裕