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第2回ロードレースアカデミー(RRA)

4月1日(土曜日)
天気は雨のちくもり。


富士スピードウェイの気温は5°Cほどで、とても寒い状況ではあったものの、安全にロードバイクのテクニックを上げたいという高い向上心をお持ちの自転車愛好家がお集まりいただきました。


走力もレース経験も人それぞれ。しかしどんなに脚力があろうとなかろうと、テクニックを学ぶことにレベルは関係ありません。


もちろん下手な方もたくさん。(というかほとんど最初は下手くそです。)、また上手な人も、理論をしっかり理解し、何度も反復する練習の中でその精度を高められるように。
意識の持ち方で様々な発見がありますし、この広々とした環境の中で、ハイスピードのコーナリングの体験ができることは日本で初めての講習ではないかと思います。


サーキットならではの路面の綺麗なのも魅力で、同一条件で常にトレーニングができます。


どのくらい倒したらいいのか、どのようなブレーキバランスでコーナーに進入したら安定してコーナリングができるのか。


広い環境ならではのハイスピードのコーナリングトレーニング、トライ&エラーを繰り返し、常に講師からアドバイスを受け、参加者はレベルアップを図ります。

(photo by Nobuyuki Aoki)

午前中はブレーキングの講習。コーナリングの講習。


今回は横浜トライアスロンのレースであまりにも参加者の走りが危ないと感じたUターンの講習も行いました。午前中でしっかりと基本をマスターすべくコーナリングを中心に集中して行いました。

(photo by Nobuyuki Aoki)

たまに恐怖心を克服する目的で頑張っているかたも見受けられますが、その恐怖心はある意味正しいかもしれません。なぜその恐怖心を感じるのか?そこを講師が見抜き、アドバイスしていくと、ふとした瞬間にタイヤへの安定した入力ができるようになり、恐怖心が自然と消えた人も。


コーナリングは恐怖心と闘うものではなく、正しいフォームで常に最適な荷重バランスを維持することです。

(photo by Nobuyuki Aoki)

昼食を食べ、13時から午後の講習がスタート。


午前中の講習を踏まえより実践的な講習に移行していきます。


前回のアンケートから「もっとコーナリングをトレーニングしたかった」という声を多数頂いたので、
午後も2レーン複合コーナーを作り練習。


「コーナー出口の脱出スピードを意識した」ラインどりを伝えていく。
目線の注意や、午前中に行ったコーナリングのフォームをしっかりと意識させながら、講師が先導走行を行い、無線で指示を出しながらとにかく反復練習。

(photo by Nobuyuki Aoki)

途中、参加者と話す時間も多く取れて、少人数セミナーならではの密度で行えました。


あっという間に講習終盤。


最後の実践的なトレーニングレースへ。


3グループに分けてコースを数週してゴールラインを一番速く駆け抜けるシンプルな練習。
ただしここはガムシャラではなく、1日かけて学んだことを発揮しつつ。冷静な勝負を学ぶ場になりました。


また最後はスプリントになることも多く、良い実践レース講習になったかと思います。


個人的には時間にもっと余裕があればこのような講習もやりたかったのですが、今回は前回のアンケートを意識して、より基本的な講習を行いたかった(基本ですが今回の講習でも僕らから見ていて基本ができている人は20人中2人ほどしかいません)為に、コーナリングに要点を置いた講習になりました。


まず安全に走れることができると、自然と安全に速く走ることにもつながります。


ぜひ基本の奥深さを伝えながら、参加者のレースでの好成績を狙うべく講習を続けたいと思う。

(photo by Nobuyuki Aoki)

参加者の方々、天候の悪い中頑張って走っていただきありがとうございました。レースは雨でも行われます。きっとこのような厳しい環境でのトレーニングが役に立つ日があると思います。今後も一緒に頑張っていきましょう。


また今回の講習で橋本英也くんは、競輪学校に行く為に一年間は講習にお呼びできませんが、また素晴らしい競輪選手になってRRAに戻ってきてくれることを約束してくれました。


彼は、選手としてだけでなく、一人の人間としてコミュニケーション能力に優れていて「人に物事を伝えること」がとても得意です。橋本くんの言葉のおかげで楽しく、自転車の奥深さに触れられた方も多かったのでは?


また一緒に楽しく仕事しましょう。ありがとう橋本英也選手。頑張ってね。

(photo by Nobuyuki Aoki)