Blogブログ

ミシュラン Power COMP

ここ数ヶ月使っているミシュランタイヤ

POWERシリーズ
オールシーズンとコンペティションの違いについて質問があったので記していきたいと思う。


特色と使い分けですが簡単に言うと..


1.ヒルクライムなら23Cのコンペティション。
2.日本のロードレース向きなのは23〜25Cのコンペティションである。
3.路面が悪い、ヨーロッパのように天候が目まぐるしく変わるような環境では25Cのオールシーズンをチョイスしたい。また東南アジアで走る場合も25Cのオールシーズンをオススメします。

軽いのはコンペティション。グリップもいい。耐パンク性については、とくに評価できない。こればっかりは運の要素も大きいので未評価。


オールシーズンは耐パンク性を上げているらしく構造的に少し重いが気になるほどではないしそこで順位が変わる以前に、一般ライダーにおいては走り方など詰められる要素はたくさんある。


僕が気に入っているのはのオールシーズン25Cタイヤ。


ドライのグリップは、コンペティションと比較して特にそこまで違いはないが、雨の日に乗ってみた時に、明らかにウエットのグリップが強大だった。


ここは確実にゴムのコンパウンドの良さを感じた。


このゴムのコンパウンドはコンペティションとは決定的な違いを感じ、その分走行抵抗は若干コンペティションには劣る。そんなことよりも安全やトラブル回避を優先したい。


もちろんいくらタイヤの性能が上がろうと、こちらもブレーキング時にタイヤを路面に接地させるテクニックを身につけられなければ、性能の高いタイヤを使おうが正直意味がないと思っている。シンプルに言うと消しゴムを軽く擦っても、グリップしないけど、重さを掛ければ滑らない。

ちなみに、23Cのオールシーズンより、25Cのオールシーズンなのか?


それはなぜなのか?


23Cタイヤの形状が尖りすぎていることによって、乗り心地とコーナリングのフィーリングが悪かった。


おそらく、ゴムのコンパウンドを良くすることによって、走行抵抗は増える。そこをタイヤの形状によって、なるべく抵抗減を狙ったのではないかと予測している。横方向のグリップ(コーナリング性能)と走行抵抗はある程度相反する能力であり、そのバランスは難しいのは事実。


今後のタイヤの形状開発によって、もっとコーナリング良くなると期待もしている。


ということで、Kinofit的に一番オススメで、耐パンク性や雨天のグリップの良さ、乗り心地の良さを考えて、25Cを進めたい 。


僕は今、楽しく自転車に乗っている。だからこそパンクや落車のトラブルは絶対に回避したい。


カタログ重さに左右されることなく、実際の使用感、安全にトラブルフリーで走れること、そのようなことを意識してタイヤ選びをしてみてはどうでしょうか。

タイヤの性能は、バイクの乗り方を身につけることでもっと引き出せるので、是非とも様々なスキルアップ講習に参加していただければと思う。


もちろんタイヤの寿命ももちろんあります。紫外線に当てていると、結構早めにダメになります。最低でも 1年に一回はチェックをしたいですね。


次回2/17の富士スピードウェイでのロードレースアカデミーの講習でも、パワーエンデュランス25Cで講習を行おうと思っています。

昨年は日本で購入できるタイヤ全メーカーを、アカデミーの路面で使いました。


ミシュランだけでなく、公平な目で見ると、他に良いと思ったタイヤはブリヂストンエクステンザ 赤のノーマルんモデル。ドライもウエットもグリップ良し、耐久性よし。乗り心地よし。


コンチネンタルはグランプリ4000。グリップは一歩周りに劣る。耐久性よし。乗り心地いまいち。


ピレリ Pゼロ グリップ非常に良い。ウエット普通。乗り心地普通。


といった感じですね。

Recent Post

Archives