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正しい姿勢
正しい姿勢ってなんでしょうか?
小学校の時のように、背筋を伸ばせばそれでいいのでしょうか?
多分違いますね。
例えば、自転車に乗って膝が痛くなる人、腰が痛くなる人、肩が痛くなる人、そうゆう人は絶対に乗り方、ペダリング、身体の動かし方に問題がある場合がほとんどです。
そして姿勢もバイクのポジションと同じように、肩がこる、腰が痛い、そのような人も、肩や腰に問題があるのではなく根本的な部分に問題がある場合がほとんどです。
私は普段の生活の姿勢、もっというと普段の姿勢(背骨のライン)が重要だと思っています。そのいい姿勢を維持するために体幹が必要だということです。
姿勢が悪いとどうなるのか?肩は凝るし、内臓は圧迫されて調子が悪いし、脳からの神経伝達がうまく行かないので精神と体のフィーリングの乖離が起こる。
これはバイクフィッティングととても関係性が高い内容で、いくら無言でバイクのポジショニングだけだしていてもなかなか、改善は見られないのです。
ただ身体の使い方をしっかりとさせていくことで、そのポジションで回しやすくなります。
自転車と人間どちらが硬いかと言えば自転車ですから、バイクのボジションはいい意味でも、悪い意味でも身体の動きに制限を掛けられるということです。
人の身体の特徴は十人十色です。もちろん100パーセント正解というものもありませんが、いい制限をかけることによって、ある程度のターゲットとすべき乗り方を作り、低強度からじっくり動かし方を変えて行き、筋肉の動員を人それぞれ使えてない部分を使わせるようにレッスンは進めて行きます。
すなわち、ストレッチポールやバランスボールなんかは、フィッティング中にとても重要になってきます。
僕のフィッティングではフォームやペダリングを作りながら、バイクのポジションをいじっていく。
正直これは正しくペダリングがある程度出来る人(体現できている人)がわかる領域だと思っています。
ところで今日、キナンサイクリングチームのマルコスガルシアが、ツアーオブジャパンの富士山ステージを制しました。
最後のゴールシーンまで、上半身はしっかり整えながら、体幹で支えています。
フィッティング受けてもらった方はペダリングから感じ取れることが多いのではないでしょうか?
僕が思うのはこのようなフォームを意識した上で、ヤビツのタイムアタックなんかをやらないと、強くなって行きません。
そろそろ根性練習から脱出して、しっかり考えて順序よくトレーニング積み重ねましょう。
明日のロードレースアカデミーが楽しみで楽しみで、きっと寝られません。
最高の一日にしよう〜!